セルロースファイバーを使用している注文住宅

セルロースファイバーを使用して建築される注文住宅は、健康的に暮らせる住まいに仕上がります。セルロースファイバーとは、古新聞を再利用して作られている断熱材です。断熱材の中でも環境に配慮できるタイプです。紙の原料となるパルプは、樹脂とセルロースとリグニンが主成分であり、このうちセルロースに湿度調整機能が備わっているので注目されています。

セルロースは湿度の高いときに湿気を吸収し、湿度が低くなったときに湿気を放出します。セルロースを原料にしたセルロースファイバーは断熱材ですが、湿度調整機能が働くことで壁材の内部に結露が発生するのを防止できます。壁材の内部に結露が発生すると、壁材の腐敗や金具の錆びる原因になってしまいますが、セルロースファイバーが湿気を調整してくれるので結露そのものが発生しにくい環境に整います。注文住宅では断熱材を施主支給の方式で選ぶことも可能です。

工務店によってはセルロースファイバーを使用して施工したことがない場合もありますが、施主支給で希望すれば施工してもらえます。注文住宅の工務店は、新しい技術や設備にも敏感に対応することが多く、初めての施工でも請け負ってくれます。天然無垢材で構造体を建築し、断熱材にセルロースファイバーを使用すれば、自然素材だけで快適な環境を維持できることになります。セルロースファイバーの湿度調整機能は、室内の空気を浄化する効果も含まれていますので、安心して深呼吸のできる住まいに仕上がります。

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