注文住宅の平均的な予算は4千万円台という話を聞いたことのある人は少なくありませんが、本当でしょうか。実は地域により予算は大幅に異なります。都市圏の場合、特に東京などの場合は平均的に4千万円前後が平均的な金額といわれていますが、都市圏から離れた地域の場合は3千万円台でも十分魅力ある注文住宅を建てることが可能です。中には2千万円台で建てた経験を持つ人もいるため、地価が大きく予算に影響しているといえます。
そのうち住宅ローンを利用する割合は約7割から8割であるといわれており、中には頭金を入れずにすべてローンで支払った人もいました。しかしローンをできるだけ使わずに建てた人もいるため、支払いの方法は人それぞれといえます。注文住宅を建てた人の大半は住宅ローンを使っているため、使わない人は比較的割合が少ないです。建築する前に予算や頭金などの資金計画を綿密にしておくことが重要といえます。
3千万円の家の場合、頭金が2割から3割となると600万円から900万円程度必要となるため、普段から節約をすることや夫婦共稼ぎでできるだけ貯蓄をすることなども必要です。ローンの割合をできるだけ少なくすることでその後の支払いが楽になること、残一括などある程度まとめて返済を済ませて支払期間を短縮することもできます。ライフスタイルに合った家を作るためには資金計画を夫婦で相談し、親族などの贈与などの可能性をも考えて貯蓄をすることが重要です。