注文住宅で一戸建てを建築するときは、柔軟な発想の設計が可能になりますので、日常生活で不便に感じたことを解消すると良いでしょう。適切な解消対策を知らなくても、どのようなことを不便に感じているのか話すだけでも効果的です。注文住宅の魅力は話し合いながら家作りをできることなので、遠慮なく質問や相談をしましょう。通信販売を利用する機会の多い人や、ネット通販の受け取り回数が多い人は、玄関をエントランスとして把握すると良いでしょう。
エントランスとは出入り口のことであり、ホテルのロビーや賃貸マンションの出入り口に使用されることの多い言葉です。一戸建て住宅でも玄関を広く設計した場合は、エントランスと呼ぶことかがあります。エントランスを吹き抜け空間に施工すると、一戸建て住宅でもエントランスホールと呼ばれます。吹き抜け空間に施工すると採光性が格段に向上します。
直射日光が当たらない玄関でも、明るい空間に整います。荷物の受け取りでは、配達員に玄関の内部に直接、荷物を搬入してもらいやすくなります。広いエントランスは行動しやすいのがポイントです。エントランスホールならば、手すりを設置したからといって手すりが邪魔になることもなく、高齢者から子供まで安全に出入りできる空間に整います。
注文住宅ならではのエントランスは、広い空間になるため除湿剤や防虫剤を設置しても効果が拡散して弱くなってしまいますが、注文住宅の天然無垢材には湿度調整機能と害虫忌避効果が備わっていますから、除湿剤も防虫剤も必要のない玄関に整います。